ツーリング | 4 |
というわけで、4時10分、下宿を出る。5時15分頃に岐阜・芥見の吉野家で朝食を摂る。ガソリンは八幡から白鳥あたりまでしかもたないので、そこらで入れなければならないのだが、何せ早朝、GSが営業しているか不安だった。が、6時を過ぎればそこそこ営業していた。八幡で給油。いつも、夏場でも朝は寒いのでベストと長袖の上着を持っていくのだが、それらを着ていても寒い。それもそのはず、気温18度。昨年北海道・稚内に行ったときの朝の気温が17度だから、北海道並だ。そして、北上すればするほど、山を登れば上るほど気温は下がる。6時45分の白鳥では15度、そして7時半の分水嶺・ひるがの高原では何と11度!9月に入ったばかりで、いつもなら残暑厳しく、当たり前のように熱帯夜のはずなのに、寒い。こんな気温ではジャンバーを着込まないとやってられない。
分水嶺を過ぎれば、あとは下る一方。太陽も出てきたし、気温は上がる一方。御母衣湖も雨が降らないおかげで、上流は干上がっている。8時半に合掌造りで有名な白川郷を通過。ここでも気温は19度、まだ上着は脱げない。さらに北上、五箇山(こちらも合掌造りで有名)、を通過。途中とても眠くなったので、道端に原付を止めて昼寝する。そしたら、通りがかった地元の方に「大丈夫ですか?」と言われてしまう。寝てるだけだってば。11時頃砺波市に入る。ようやく上着が脱げるくらいの気温になる。高岡で156号は終点、8号に乗って富山へ。この日は名古屋でも最高気温が30度を下回ったそうだ。
富山からは、41号で南下する。名古屋まで251kmある。156号でもそうだったが、やたら道路工事をしていて、やたら片側交互通行に引っかかる。そのため結構時間がかかる。それでも細入、猪谷と通過し、4時少し前に神岡へ。雨が降ってきたので郵便局に避難、雨宿り。数十分ほどソファーで居眠りしていたのが気になったらしく、局の方が話しかけてくる。そしたら、局の方二人もバイク乗りで(ただしハーレー。原付でこんな遠乗りする奴はそうはおらんわな)、「寒いし雨降っとるから」と言うことで、カッパとタオルを下さる。ありがとうございます。5時頃再スタート。雨は小康状態になったが、それでもカッパは役に立った。6時頃高山に到着、夕食にする。せっかく高山に来たのだからできれば飛騨牛とか朴葉味噌とか食べたいのだが、そんな金はないので、飛騨高山ラーメンを食する。有名なのかな?味は……美味しいんだけど、これだという特徴がない。麺が細く縮れているくらいか。
7時に高山を出発して、宮峠を越えれば、あとは下る一方。登りでは登坂車線のお世話になるが、下りは速い速い、下呂までの57kmを1時間で駆け抜けた。せっかくなので下呂温泉で入浴。外湯を探す。見つけたのが、白鷺の湯。あまりにきれいで、銭湯とわからなかった。ここ、お湯は源泉で、浴槽は檜で、飛騨川と下呂の夜景を眺められて、入湯料300円(ただしコインロッカー100円は別料金)。とってもいいところでした。きもちいー。さいこー。やっぱ温泉はいいねー。
9時ちょい過ぎに下呂を出発、高山から下呂までの下りがあまりに快適で速かったので、タイムアタックとか言って、60分間で60km走れるか試してみることにする。 結果、なんと成功。そして、名古屋・栄(下呂から105km)には11時過ぎに到着。部屋に着いたのは11時半。はやいはやい。本日の走行距離556.8kmは6月の大阪往復より長いです。いい気分転換になりました。で、勉強は?・・・・・・・・・・(黙)