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ツーリング

上田(長野県)へツーリング。

10月30日(月)

どこへ行こうかと考えた結果、まだ行っていない北東方面に行くことにした。

夕方5時半ごろ出発する。思ったよりも寒いので、長久手で早目の夕食。グリーンロードを抜け、足助へ。山間部に入ったら、もっと寒い。気温6度だって。まだ7時なのに、夜明け前用に取っておいたウインドブレーカーをジャンバーの上から着る。7時半ごろ稲武。温泉(どんぐりの湯)に入ろうかと思ったが、平谷の温泉(ひまわりの湯)までがまんする。40分後に平谷着、温泉に浸かる。手足が冷え切っていて感覚がない。ここは9時閉店なのだが、8時40分くらいになると掃除のおばちゃん(男湯なのに)が掃除を始める。「はよ出てけ」と言わんばかりだ。まあ客は俺一人だけど。

体が温まったので、ツーリングを続ける。けど、寒い。せっかく温まった体も、20分あまりですっかり冷え切ってしまった。それもそのはず、さっきよりさらに標高が上がっているのだから。気温3度。真冬並だ。そんな中を風を切って走っているから、体感温度は氷点下になる。やっとの思いで飯田に着く。まもなく10時になる。この先夜遅くまでやっていそうなガソリンスタンドはなさそうなので、今のうちに給油しておくつもりだったが、この時間、飯田の街はひっそりしている。まだ10時やん、ってそれは栄の感覚か。インターの近くでようやく見つける。やけに単価が高いと思ったら、コーヒー飲み放題だった。元取りました(笑)。で、その近くにあったブックオフで1時間以上立ち読みする。11時過ぎに再び出発。

飯田の街を過ぎ、隣町の高森町を走っていた11時40分ごろ、コンビニから出ようとしていた車とぶつかった。おぉ、ツーリング初の人身事故(笑)。状況を説明すると、コンビニから右方向へ出ようとしていた車が、車が来たのでこちらの進行車線を塞いで停まってしまったのだ。びっくりした俺はブレーキをかけるも間にあわず、かといって逃げる場所もなく、そのままドーン。ただ、あと1mもあれば止まっていたくらいの勢いでぶつかったため、車のドアがへこんで、こちらもバランス崩して転倒したけど、かすり傷すら負わなかった程度だった。原付も問題なく動くし。一応警察に連絡しておくべきかと思ったが、相手が連絡してほしくないらしく、こちらもムチウチの心配がないので、連絡先を聞いておいて、その場を済ませてしまった。

ツーリングはまだまだ続く。途中のコンビニで温まったりカイロ買ったりしながら、深夜2時ごろ塩尻に到着、R153完走。ここからはR20で小淵沢へ。途中、急行アルプスとすれちがう。中央東線はこれがあるから眠らない。3時20分ごろ小淵沢駅着。待ち合い室は煌々と電気がついている。しばし仮眠を取る。

10月31日(火)

小淵沢駅・つづき。寒くて目が醒める。時計を見ると4時40分。二度寝を試みるが失敗。しょうがないので腹をくくって、出発。途中のコンビニでおでんを食べて身体を温める。何せ朝5時半、ようやく明るくなってきたところだ。一番寒い時間帯に高原を走るのだから。標高は小淵沢で980m、八ケ岳高原道路を通りR141へ、JR最高地点として知られる野辺山では1,345m。気温マイナス0度。寒いというより、空気が冷たい。長いこと走っていられないので、ちょくちょくコンビニで小休止しながら行く。 7時半ごろ小諸着。信越線がしなの鉄道になってからは初めてだ。通勤・通学の時間帯なので賑わっていたが、どうしても信越線時代と比較してしまう。上田でも同様。

当初の計画では長野に出てR19を完走するつもりだったが、時間の都合上そうもいかなくなった。それに、もう10時を回ったというのに、気温は8℃くらいあるのに、ジャンバーの上からウインドブレーカーを着ているのに、寒くてたまらないのだ。風邪ひいたか?とにかく、身体を温めるために別所温泉へ。電車で行く。石湯につかる。丸窓電車の見物。車内は資料館になっていると聞いていたが、老朽化したためか閉鎖されていた。電車外面の傷みも目立ってきて、補修が必要。

上田からR143を通って松本へ出ることにする。このR143、上田付近は街道そのままで速達性がなく、上信と中信の境にある青木峠は未改良でえぐく、四賀から豊科はいい道だけど松本市内は路地を国道にしたようで狭い。なかなか濃い国道だ。けど青木峠から見えた北アルプスはきれいだった。

松本からはひたすらR19を行く。塩尻までは流れが悪いが、木曽路に入ると流れが速くなり、おいらも下り坂なのでガンガン飛ばす。途中パトカーが停まっていて大いにびっくりしたけど。で、また温泉。今度は大桑村(中津川と木曽福島の真ん中あたり)にある「フォレスパ木曽・恋路の湯」。R19から奥に入らなくてはならないが、きれいだし、設備充実。但し入湯料800円で、水着着用の場所がある。レンタル水着(400円)もあったが、あほらしいので風呂部分だけで800円の元を取ろうとする。結局1時間も湯舟に浸かっていた。

あとはひたすらR19を激走、10時過ぎに下宿に戻ってきた。総走行距離は610.4km、俺、おつかれ。