ツーリング

避暑ツーリングto乗鞍&志賀高原

きっかけ

暑い!

ツーリングマップルには「この道の素晴らしさは書ききれません。ぜひ、走ってください」てなことが書いてありました。そう言われたら走らなくてはなりません。

ただ、前回の天橋立ツーリングでは深夜出発のしんどさを十分味わったので、今回は休み中ということもあり、睡眠十分の早朝出発としました。

2001年7月24日(火) 1日目

早朝出発ということで、当初は4時起床の4時半出発を考えていました。が、昨日実家でゆっくりしすぎたために、名古屋に戻ってきたのが0時過ぎ、これで4時起床を敢行すると、本来の目的である「睡眠十分」が達成されなくなってしまいます。これでは本末転倒なので、6時に起きることにしました。

今回はちゃんと起きられまして、6時40分に名古屋出発、ココイチで朝食をとった後、41号線をひたすら北へ。小牧あたりでちょうど通勤時間帯になってしまい渋滞に苦しんだりしたものの、無事脱出。9時前には美濃加茂に到着しました。

美濃加茂では現在41号のバイパスが建設中ですが、本当に「建設中」なのか疑わしかったので、通り抜けできないことをわかっていながらバイパスをそのまま進んでみました。すると、意外とできていました。具体的には、高山方面へ行くのに誘導される県道との交点から3kmほど開通していました。そしてそこでは、東海環状自動車道のインターが建設中。びっくりしました。そして、さらにびっくりしたことは、そこが418号との交点だったこと。こんなところで、あの418号を使うことになろうとは(笑)。そして、そこから41号本道への418号は、418っぷりを十分発揮していました。41本道との交点は信号はおろか青看すらなく、卒塔婆がなかったら国道の交点とは誰も思わないような所でした。なお、418を走っている途中に町道ヘキサを見つけました。

それからは41号を郵便局に寄りながら北上。11時ごろ下呂を通過し、12時半ごろ高山に到着しました。高山と言えば古い町並で食べるかき氷と朴葉みそ。後者はともかく、前者はよく理由がわかりませんね。いいんです(笑)。この頃の気温は34度、名古屋ではとろけるような暑さだという情報が入って、「逃げてよかった」と思ったりしました。

高山からは158号線で乗鞍を目指します。高山でも600mくらいの標高はあるはずなのですが、それからどんどん登っていきます。平湯峠からは勾配がさらにきつくなって、ギアをセカンドにしていてもつらいくらい。そうして、ようやく平湯峠に着きました。ここでも標高1700mくらいあって、とても眺めが良くて、高山と比べると明らかに涼しいことが体感できるのですが、ここは本日のメインイベント・乗鞍スカイラインの入口。終点・畳平はここよりさらに1000m高い所にあるわけで、わくわくしながらスカイラインに進みます。

乗鞍スカイラインの通行料は150円。建設費の償還が今年で終わる来年からはマイカー規制が敷かれるらしく(現在検討中)、自分の車やバイクで走れるのは今年が最後かもしれません。走った感想は、絶景、感激、あなすばらし。そして終点・畳平(標高2704m)の気温は20度(午後4時)。あーなんて涼しいんでしょう。ついでに乗鞍岳の頂上(剣が峰・3026m)まで行ってやろうかと思いましたが(片道90分で行けるらしい)、日が暮れて下山できなくなるのでやめました。

松本で夕食を食べることにして、今夜はどこに宿を取るか考えることにしました。明日は碓氷峠と志賀高原を回るつもりなので、なるべく碓氷峠の近くに宿を取ったほうがいいのですが、峠のふもと・軽井沢は今がシーズン、高そうなので除外します。そうすると最も近いのは佐久か小諸ということになります。で、まずLoppiで調べてみました。というのも、以前鉄研の先輩が使って「安くていいホテルが取れる」と言うてたこと、昨年10月の九州ツーリングの際に使おうとして使えなかったためです。が、長野県内を検索してみると、ほとんどが長野市内。佐久とか小諸のような地方都市の物件はなかったのでした。仕方ないので本屋でビジネスホテルガイドを立ち読みして、電話をかけて取りました。場所は小諸のR18沿い、お値段5900円(税抜)。この時点ですでに夜9時なわけですが、とにかく出発です。R352の松本トンネルと三才山(みさやま)トンネルを抜けると、真っ暗。原付のヘッドライトだけでは道筋がわからず、飛ばせません。このルートは松本(R19,R158)とR18を結ぶメインルートでトラックが多いので、対向車のヘッドライトの軌跡を参考にして走ります。そのおかげか、1時間半かかると踏んでいたR18(東部町:小諸と上田の中間)まで1時間で着いてしまいました。R18は情報BOX工事とかで15kmほどの間に9回も交互通行に当たりましたが、それでも予定(11時)より20分ほど早く着きました。 さて、泊まったホテル、シングルのくせに部屋の広さが17平方mもありました(ワンルームマンションと同じくらい。普通は7〜12平方m)。しかも、何と温泉があるというのです。まさかビジネスホテルで広い風呂に入れるとは思いませんでした。

7月25日(水) 2日目

朝は7時起床、朝食を摂って、7時40分に出発しました。ホテルはR18沿いにあるので、そのまま東へ、ラッシュ時で車の量は多かったものの渋滞することはなく、40分ほどで軽井沢に到着。ここから碓氷峠、まずはバイパスを通ります。下りなのでスピードが出ます、ワインディングが楽しかったです。15分ほどでふもとの町・横川に到着。ここの標高は400m足らずなので、一気に600mも駆け降りたことになります。600mの標高差は気温にして3〜4度、明らかに暑いです。

碓氷峠のふもと・横川は「峠の釜めし」で有名です。長野新幹線が開通するまでは、碓氷峠は急勾配のため補助の機関車を連結しなければならず、その作業が行われる3分ほどの間に駅弁を売ってていたのです。ところが現在は碓氷峠部分は廃止になり、釜めしもドライブインでの販売がほとんどになりました。横川の駅前はひっそりしていました。

今度はR18碓氷峠旧道を登ります。その際、駅前から旧道に出る時に見つけたのは、線路の間に砂利を

碓氷峠を登りきると軽井沢。そして、R146を通って中軽井沢から草津温泉へ向かいます。途中、雲の切れ間から浅間山が見えたりして、感激しました。

草津温泉です。昼の1時ですが、やはりここに来たからには温泉に浸からなければ、ということで湯畑のすぐ近くにある公衆浴場に入ってきました。この公衆浴場、番台など一切ない、浴槽と脱衣があるだけの浴場です。番台がないので料金もいらないみたいです。で、肩まで湯に浸かると、腕がピリピリピリピリピリピリピリピリ