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1月14日(金) 旅行1日目

例のごとく始発で出発。今までは5時50分発の列車に乗れば名古屋駅3分の乗り継ぎで6時44分発の米原行きに乗れたのだが、12月4日のダイヤ改正によって発車が4分早まり6時40分発となったので、豊田市5時30分発の、正真正銘の始発で出発しなければならなくなった。そのくせ米原着が5分遅れて8時07分着となり、土休日運転の8時04分発の新快速に乗れなくなってしまったので腹が立つ。もっとも、下宿を始めればもっと早い列車に乗れるので、それまでの辛抱。

前置きはさておき、いつものように伏見で東山線に乗り換え。そしたら、来た車両が黄色(333F)。ラッキー。かなりくたびれていて、自慢の黄色も色あせていて、検査期限も近いことから、間もなく廃車になるものと思われる。東山線や名城線に乗る機会もあまりないし、今まで慣れ親しんできた「きーない電車」に乗るのはこれが最後かも。しみじみ。

名古屋駅からいつものように米原へ、米原から8時19分発の新快速に乗って姫路へ。ここまで車内でうつらうつら。姫路では、ここに来たら必ず頂くことにしているたこ焼き(明石焼き。10個で370円。やすくてうまい。持ち帰り可。姫路駅地下のフードコートにあります)を急いで食べて、11時04分発の三原行きに乗る。尻が痛くなったので和気で下りる。町中を1時間ほどふらついた。

岡山からサンライナーに乗って福山へ、普通列車(実は和気から岡山まで乗っていた列車)に乗り換えて、尾道到着。ここから高速バスに乗り、しまなみ海道を通ろうという魂胆である。ただ、ちょっと時間があったので、尾道ラーメンを賞味。なかなかおいしい。そこでたまたまやってたテレビが駅弁大会の特集をやってて、森駅の「いかめし」のカリスマ駅弁たる理由と、その対抗馬として渚滑駅(北海道紋別市・廃線)の幻の駅弁「ほたて釜飯」を復活させていた。食べてみたいっ!

しまなみ海道の高速バスに尾道駅前から乗ったのは、何と私一人。新尾道駅を過ぎても乗客3人。話には聞いていたが、こんなに少ないとは思わなかった。これでは通行料さえ払えない。しまなみ海道は全通したといっても橋が全て完成したということで、高速道路としては生口島や大島で未完成の箇所がある。しかも工事をしている様子がない。それはともかく、車窓の風景は素晴らしい。

今治から普通列車で松山へ。着いたときには日は暮れて、空は闇に覆われている。松山といえば道後温泉。もちろんひとっ風呂浴びに行く。

松山市駅に戻って夕食を食べ、伊予鉄に乗って高浜へ。高浜からはバスが連絡しているので、それに乗って松山観光港へ。ここからフェリーに乗って小倉へ。学割があったので2,850円で一泊できるのだ。値段の割には船内設備が充実していて、売店や喫茶、お風呂、ラウンジなどがあり、船室も毛布だけでなく敷布団まである。また一人当たりの幅も比較的広く、場所が指定されているので席を奪い合うこともない。松山にしても小倉にしても交通の便が良く、5時到着だが7時まで船内で休憩(=睡眠)していても構わない。素晴らしい。明日も早いのでとっとと寝よう・・・と思ってるのに、寝付けない。夜中に何度も目が覚める。