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1月15日(土) 旅行2日目

朝5時、小倉着。1年半ぶりの九州上陸。船着き場から駅までは500m程度しかない。さすがにこの時間では、小倉駅と言えども人影はまばら。みどりの窓口へ行って、「チャレンジ九州2000km」のチャレンジブックをもらう。そして、5時51分発の厚東行き5220Mに乗る。6時ごろ関門トンネルをくぐる。九州滞在時間1時間。下関では期間限定発売の駅弁「ふくめし」を手に入れたいところだが、時間が早過ぎて売店が開いてない。 小野田で小野田線に乗り換え、いよいよクモハ42のいる雀田駅へ。素晴らしい。木目ニス塗りの車内、ぶどう色2号の車体、そして釣り掛けモーターのサウンド。名鉄でいえばモ811と雰囲気が似てる。とても優雅で上品。長門本山まで2往復する。写真をたくさん撮る。

この後は、乗りつぶしのため未乗線区を乗る。小野田線、宇部線、岩徳線。そしてお待ちかね、昼食は駅弁西の横綱「あなごめし」。1,450円という値段はかなり高いけど、やっぱりうまい。ついでに、おみやげとしてご存じ「もみじまんじゅう」を買う。

広島着。広島に来たのは2年ぶり。再開発がなされていて、雰囲気が少し変わった。ホテルの予約をして、今度は可部線に乗る。可部から先の非電化区間は廃止協議中なので、いつなくなるかわからない。だから今のうちに乗ってしまおう、というのが趣旨なんだけど、終点の三段峡まで往復で6時間かかる。

広島13時48分発の加計行きディーゼルカーに乗る。たいていの列車は可部止まりの電車で、加計・三段峡方面は可部で乗り換えとなるのだが、この列車は珍しく加計まで直通する。2両しかなくて案の定混みあうが、可部までに混雑は解消し、1両に10数人ほどの乗客になる。確かに少ないけど、廃止するほどではないのでは。しかし、加計から先は、列車も1両、乗客は7人、そのうち3人は明らかに鉄(私を含む。廃止やむなし。

三段峡到着。折り返すまで1時間あるので三段峡を散策しようと思ったら、通行止め。何でも11月に落石人身事故があって、点検のため安全が確認されるまで通行止めにするそうだ。残念。暇を持て余してしまったので駅のあたりをぶらついていたら、バス停があった。それには高速バスの案内も書かれていて、徒歩10分のところにある国道沿いを高速バスが通るそうな。暇なのでそこまで行き、バスの時間や運賃を調べる。何と、高速バスは1日2本しかないものの、列車で2時間半かかった区間を1時間で走破してしまう。列車遅すぎ。しかも運賃はそれほど大きく変わらない。通常の路線バスも数本あって、それでも2時間半はかからない。列車の意味ないじゃん。

帰りも2時間あまりかけて、19時36分にようやく広島駅に戻ってきた。やれやれ。ホテルにチェックインした後、お好み焼きを食べに行き、原爆ドームを見つつ戻りましたとさ。