平針◆'98.12.18(金)

いつもより早く起きて、いつもより早く家を出る。本来なら大学へ行くためにこれくらいの時間の電車に乗るべきなのだろうが、いつも寝坊してばかり。そんなわけで7:50豊田市発の電車に乗り込む。

平針駅でバスに乗り換え。時刻は8:15。そこそこ混んでいた。おそらくみんな運転免許試験場へ行くのであろう。地下鉄平針駅と運転免許試験場のある平針住宅を結ぶ市バス平針11系統は、数少ない黒字系統である。

愛知県運転免許試験場のことを、その所在地である名古屋市天白区平針という地名から、県民は「平針」と呼んでいる。

“平針”に到着した頃には、集合時刻の8:30になっていた。昨日言われたとおり16番の窓口に行く。ここは、私のような自動車学校を卒業したばかりの人が受付をするところ。数ある窓口の中で最も混んでいる。私が到着したときには、すでに数十人の列ができていた。まだ窓口は閉まっている。

10分ほどしたら、職員の方が出てきて「5列にお並びください」という。そして、提出書類の確認等をさせる。それから受け付け。受付済み次第、2階の試験室へ行く。ここで試験が始まるまで約30分間待つ。

通常の人なら、この待ち時間に練習問題をせっせせっせとやるのだろうが、私は全然やる気しなかったので寝て待つ。そういえば、原付免許を取るときも西村京太郎を読んでたっけ。

9時30分頃になって、試験の説明が始まる。わかっとるわいと思いつつ、寝てると「そこ、ちゃんと聞いとけ」と言われるので聞いてるふりをする。

問題は、今年('98)12月1日より、以前の100問正誤式問題から、90問の正誤式問題(一問1点)と5問のイラスト危険予測(一問2点)によるものに変更された。正誤式問題のほうは、旧態依然とした「遠心力は速度の2倍に比例する。」といった、人を疑心暗鬼にさせるひっかけ問題である。イラスト危険予測は、ある運転場面を描いたイラストについて3問の小問が出され、その小問にある行動について、良いか悪いか(正・誤)を選ぶ。小問が3つとも合っていないと得点できない。

9時45分、試験開始。試験時間は50分。ひょいひょいとこなす。それでも、昨日のような失敗をしないよう問題文は最後まで読む。2・3問見たことなくて首をひねる問題があったが、おおむね解けている。が、イラストのほうは各問3つある小問のうち1つが首をひねってしまう問題で、心配になった。それでも、考えてもしょうがないので、残り時間は睡眠。

10時35分、試験終了。結果発表は11時10分なので、それまでぶらぶらする。

11時10分、結果発表。受験番号3039は、、、良かった、ちゃんとあった。そのまま2階の写真室へ。発行手数料として1,800円いるから11番(窓口)へ行って証書を貼ってこい、と言われた。前回・原付のときは写真で失敗したので、今度はちゃんと表情を作って、にこやかに写真に写る。出来上がりは1時間も後。平針駅のココイチまで行ったろうかと思ったが、間に合わないと困るので近所の喫茶店でスパゲッティを食べることにした。(私にとって)ちょっとしかないのに600円もしやがった。

12時40分、免許証受け渡し。原付免許を持っている人から先に渡される。とっとともらって帰る。今度の顔写真は、表情はいいのだが唇が青い。病人じゃないんだから。どうしてこうもうまく映らないんだろう。

とにかく、ちゃんと免許を取ることができました。これにて「ハンコください!」完結。


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