No. |
問題 |
正解(解答者) |
1 |
父は舒明天皇、母は皇極天皇。中臣鎌足とともに蘇我氏を滅ぼし大化改新を行った第38代天皇で、667年には都を大津に移し近江令を制定したのは誰? |
天智天皇(1)(田中○) |
2 |
紀貫之には「心あまりてことばたらず、いはばしぼめる花の色なくて、匂ひ残れるがごとし」と酷評されている六歌仙の一人で、「伊勢物語」のモデルになったことで知られるのは誰? |
在原業平(朝臣)(17)(田中○) |
3 |
恋愛が比較的自由であった当時でさえ奔放な恋愛関係のため「浮かれ女」と評された人物で、和泉守・橘道貞と結婚して小式部の内侍を生んだためこう呼ばれるようになったのは誰? |
和泉式部(56)(宮脇×) |
4 |
父は源頼朝、母は北条政子。作品の多くは家集「金塊和歌集」に収められている、鎌倉幕府の3代将軍は誰? |
源実朝(鎌倉右大臣)(93)(スルー) |
5 |
自然の美を詠んだ歌が多い「万葉集」の代表的な歌人で、柿本人麻呂と共に歌聖と称されており、三十六歌仙の一人に数えられている人物は誰? |
山部赤人(4)(田中○) |
6 |
「今昔物語」には源博雅(はくが)という人物がこの人の庵に3年間通って秘曲を修得したという話が載っているほどの琵琶の名手で、能の演目にもなっており、大津にはこの人を祭った神社もあるという、坊主めくりでは坊主の代表格とされるのは誰? |
蝉丸(10)(小林○) |
7 |
晩年は落ちぶれて日本各地を彷徨ったため至る所にこの人の墓だと言われる所があるという人物で、クレオパトラ、楊貴妃とともに世界三大美女と言われているのは誰? |
小野小町(9)(スルー) |
8 |
父親は源俊頼。白川にあった自宅を歌林苑と名付け度々茶会を催した奈良・東大寺の僧で、鴨長明の師匠なのは誰? |
俊恵(しゅんえ)法師(85)(スルー) |
9 |
父親である藤原の為時が「史記」を教えたところ兄より早く暗記したため、「何故この子は女に生まれたのか」と嘆いたという人物で、一条天皇の中宮・彰子に仕えた、「源氏物語」の作者は誰? |
紫式部(57)(梶井×) |
10 |
「枕草子」の作者は誰? |
清少納言(62)(宮脇○) |
11 |
家集に「拾遺愚草」があり、日記に「明月記(めいげつき)」がある人物で、「新古今集」「新勅撰集」、そして「小倉百人一首」を編纂したのは誰? |
藤原定家(権中納言定家)(97)(田中○) |
12 |
16歳のとき遣唐使に選ばれて唐に渡り玄宗皇帝に仕えた人物で、唐からの帰りに暴風雨に遭い船が難破、帰国を断念し唐で生涯を終えたのは誰? |
安倍仲麿(7)(梶井○) |
13 |
死後、都を天災が立て続けに起こったためこの人の祟りだとして天の神つまり天神様として祭られた人物で、幼少の頃から学問に優れていたため学問の神様としても祭られているのは誰? |
菅原道真(菅家)(24)(田中○) |
14 |
壬申の乱で勝利した天武天皇の后として天皇の死後政治を司り、690年に即位して第41代天皇となった人物で、藤原京を作ったのは誰? |
持統天皇(2)(田中○) |
15 |
俗名を佐藤義清(のりきよ)と言い、「新古今集」には94首と最も多く作品を収録されている人物で、23歳の時出家し、あちこちを旅しながら歌を詠んだ、家集に「山家集」がある僧は誰? |
西行法師(86)(小林×) |
16 |
生涯を低い官位で過ごし、晩年は石見国に赴任してそこで没したという奈良時代の宮廷歌人で、4500首あまりの万葉歌中の約1割を占める人物は誰? |
柿本人麻呂(3)(スルー) |
17 |
藤原忠通の六男で、11歳で比叡山に入り出家、のち大僧正(だいそうじょう)となり、仏教界と政界を結ぶ実力者になったという、日本最古の史論書「愚管抄」を著したのは誰? |
慈円(前大僧正慈円)(95)(スルー) |
18 |
「無名抄」の中には紀貫之とどちらが優れているかという話が載っているという三十六歌仙の一人で、紀貫之、紀友則、壬生(みぶ)忠岑と共に「古今集」の撰者になったのは誰? |
凡河内躬恒(29)(スルー) |
19 |
「万葉集」の歌人として有名な大伴旅人の長男で、「万葉集」編纂の中心人物であったとされる人物は誰? |
大伴家持(6)(宮脇×) |
20 |
「源氏物語」の須磨の巻はこの人がモデルになったという人物で、在原業平の異母兄に当たり、また現存する最古の歌合「在民部卿家歌合(ざいみんぶきょうけうたあわせ)」を主催したのは誰? |
在原行平(中納言行平)(16)(大中○) |
No. |
問題 |
正解(解答者) |
1 |
花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に |
小野小町(9)(梶井○) |
2 |
かささぎの 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける |
中納言家持(大伴家持)(6)(大中○) |
3 |
あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの 逢ふこともがな |
和泉式部(56)(宮脇○) |
4 |
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな |
紫式部(57)(田中○) |
5 |
夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり |
俊恵法師(85)(梶井○) |
6 |
心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花 |
凡河内躬恒(29)(志津○) |
7 |
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む |
柿本人麻呂(3)(田中○) |
8 |
世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ あまの小舟の 綱手かなしも |
鎌倉右大臣(源実朝)(93)(大中○) |
9 |
嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな |
西行法師(86)(小林○) |
10 |
おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣(そま)に すみぞめの袖 |
前大僧正慈円(95)(小林○) |