Since '98.11.9
(3)「都会者が!」

 どうやら、この世の中、田舎出身の人は笑い者にされる傾向があるようです。方言(訛り)を笑われたり、住環境を笑われたり、等々。「家の目の前に田圃がある」だけで“田舎”として笑いの対象になるようです。逆に、都会出身の人が笑い者にされることは滅多にありません。

 私の家の裏手には田圃と山が広がっており、我が家でも農作業をしています(前回の主張参照)。正真正銘の田舎です。だから、家は広いし庭はあるし、夏は緑に囲まれているためクーラーがいりません(室温はせいぜい32℃位までしか上がりません)が、CATV(ひまわり)には見放されるし農繁期の休日は農作業をしなければなりません。に対して都会(団地)では、家は高くて狭く、マンションなら庭はあきらめなければならず、夏はコンクリートの照り返しで大変暑くなりますが、CATV、PHSなどのサービスはいち早く手に入ります。

 また、一般に、田舎育ちは動植物に慣れ親しんでいる(カマキリを素手でつかむ、ゴキブリ平気、等)者のファッションに疎く、逆に都会育ちは流行に敏感な反面、花粉症、アレルギーに悩まされています。

 田舎(育ち)と都会(育ち)のどちらがよいというわけではありません。それぞれ一長一短があります。ですからそれを認め合っていけばよいのですが、残念ながら現在はそのような状況ではありません。それ故、このような過激なタイトルを付けさせていただきました。もっとお互いを認めましょう。 (98/10/21)


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