会場に到着すると、もう本田恵美アナ(CTV)による前説が始まっていた。
「今日、家を、8時に出てきた人ー。」(それなりに手を挙げる)「じゃあ、7時にでてきた人ー。」(さっきより多いくらい)「えー、すっごーい。じゃあ、6時にでてきた人ー。」(さっきくらいに)「(前略)5時!」(いるいる)「(前略)4時!」(ちらほら)「じゃあ、前の日にでてきた人!」(結構いる)「ウソだ!」ウソじゃないって。長野からきている参加者は夜行(急行ちくま)に乗ってこないと間に合わないんだから。
実は上の段落、去年の分をそのまま移してきただけなのだが、今年もこれとまったく同じことが行われた。長野県北部からの参加を否定したこの前説は、来年も行われるのだろうか。
10:50オープニング。朗の声。
「16年前、この世に誕生したものが二つある。一つ、今年初めて私の番組に挑む高校1年の君たち。そして、汗と涙の青春を見つけてきた、我らが高校生クイズ。16年間の重みがついに出会った、この1999年。新たなる伝説のページがめくられる。」
モニターに派手な作りのオープニング画面。舞台にはYESとNOの文字があるポールが立ち上がる。そして、舞台から朗が現れた!テンションは一気に高まる。
「今朝、飛騨高山からの中継・ズームイン!朝を見てくれた人!」(そこそこ手が上がる)「少ないぞ!(中略)もう一度聞くよ。今朝、飛騨高山からの中継・ズームイン!朝を見てくれた人!」「ウソつくな!」(なお、飛騨高山からすいとぴあ江南まで、ヘリコプターで40分で着いたそうです)
その後、「FIRE!」の雄叫び。Fの発音口座をやったのも去年と同じ。「鼻毛、脇毛に気をつけろ」というのも去年と同じ。
そして、参加チーム数の発表。今回の参加チーム数は、5県合わせて1,253チーム(3,759名)。少ない!減少要因があるわけでもないのに!中部大会でもこれっぽっちしかいないのか!これでは長野県は二桁か?県別の参加チーム数は発表されなかった。
「中部大会の一番乗りは、なんと、昨日の夕方5時にやってきました。あんまり暇なので、道行く人にバスケットの試合を申し込んだり・・・(後略)その高校は、長野県、佐久長聖高校!」
今回のYES.NOクイズは、限定7問、全て全員参加。受付時にYES.NOカードが配られ、穴を開ける方式になっている。(写真現像でき次第載せます)そして、正解数の多いチームから勝ち抜けとなる。
昨年フィンガーボールの水を飲んで一発退場になった岐阜高校の3人が今年も来ているとして、血祭りに上げられる。
11:08第1問出題。制限時間はこれ以降、全て1分。ヒント映像(予告映像)として、金魚の映像が流される。
高校生は4:6〜3:7の比で、NOの方が多い。
ここで初めて、YES.NOカードに穴を開けることになる。YES.NOそれぞれ、ステージに穴の空いたカードを見せるようにして公平さを保とうとしている。これは2問目以降も同じである。そして、穴の所にあった切れっ端も、後ほど重大な意味を持つとのこと。
さて、第1問の正解発表は、ステージと向かい合わせに設置してある大砲(名付けて「木曽川ボンバー'99」。去年の「お裁きBOXヌレヌレ'98」とか、以前の「お裁きBOX'94」「お裁きキャッスル'95」とか、他にネーミングはないんかい!)が高校生の熱気を受け発射、その玉が大型画面をぶち抜き、正解が現れる、というもの。そして、正解は・・・