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2001年01月01日(月) [長年日記]

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

・・・・・・元日早々、というより年またぎで旅行に行ってました。

世紀越え山陰旅行・2日目

「皆様あけましておめでとうございます。ひかりレールスター21世紀号、博多行きです。」とうとう20世紀が終わって、21世紀が始まった。・・・・・・そんな月並みなことはおいといて、車内の様子。私が陣取った3号車(自由席・禁煙)は、各列に一人ずつ乗客が座っているといった感じで、空いている。この列車は1号車が指定席になっているので、自由席はこの3号車と2号車(喫煙)だけである。指定席はほぼ埋まっているという話だから、みんな指定券を取ったんだろう。乗客には記念乗車証とキーホルダーが配られた。で、記念乗車証の通し番号で抽選を行い、合計21名様(+その仲間)を後部運転台の見学にご招待するという素晴らしい企画を行ってくれた。3号車の割り当ては2名。乗っているのは40名くらいなので確率5%くらい、けっこう高い確率だ。まあ外れたけど。で、暇なので、年賀状を書く(笑)。新幹線は揺れが少ないからね。

広島から1時間40分、博多に到着。博多でも歓迎される。雑煮を振る舞ってくれる(もちろん博多風、でも有料、400円)ので戴く。ほぉ、これがアゴのダシか。ふーん。それから初詣。福岡で初詣と言ったら、やっぱ太宰府天満宮でしょう!ということで、地下鉄で天神へ向かい、西鉄に乗り換えて太宰府へ。福岡の地下鉄は終夜運転ではなく、2時半頃で終電となっていた。迷った末に、よかねっとカードを買う。べんりべんり。天神をぶらついてみたが、飲み屋とカラオケボックス以外はいつもの深夜だった。

さて、太宰府はさすがに活気があって、人が沢山いて、店も商売熱心だった。まぁ中には特攻服とか着ていらっしゃる方もおられましたが。人の流れに合わせて本殿の方に進む。人が多いとはいっても、例年豊川稲荷で新年を迎えて、本殿にたどり着くまでに30分以上並ぶことに慣れてるので、ちっとも苦になりませんでしたが。お祈り、4年生になれますように。お札を買おうかとも思ったが、大学入試の時でもたいした神頼みしてないし、財政がそんなに豊かでもないので、やめとく。そのかわり、ラーメンが食べたかったので、駅前でラーメン食べる。いやー新幹線の中からずっと食べたいと思っててん、夕飯もまともに食うてへんし。

で、天神に戻る。5時ごろで、地下鉄はまだ動いてなかったので、中洲川端まで歩く。途中のコンビニで新聞を買う。福岡で新聞と言えば、やっぱ西日本新聞でしょう。その後も、小郡で中国新聞と一面が気になった読売新聞を、倉吉で山陰中央新報と日本海新聞を買い込んでいる。計5紙。元日の新聞はやたら多いので、リュックがとても重くなる。でも新聞はその地域の特徴が出た、良い読物なんです、特に元日のは抱負とか新年への希望とか載ってるし。で、列車の中で暇つぶしに読むのです。中洲川端の駅の入口近くに著名なラーメン屋があるのだが、何とここ、年中無休24時間営業だった。しまったなぁ、知ってればこっちで食べたのに。

中洲川端から地下鉄貝塚線の始発に乗って貝塚へ、そして西鉄宮地岳線を完乗。これで西鉄は完乗。名鉄、阪神、京阪に続き大手私鉄4社目である。

さて、宮地岳線に思った以上に時間を使ってしまったので、急いで博多駅に戻り、レールスターに飛び乗る。車内でボーッとしてたら寝てしまった。気付いたら小郡の少し手前。完璧じゃん。小郡では駅前で新聞と飲物を買って、鳥取行きの特急おき2号、念願のキハ181に乗る。3両編成で自由席の禁煙車は3号車、席数少ないじゃん(キハ181の先頭車両はモーターに場所を取られて、客室が少し狭い)。案の定、席は殆ど埋まっていた。ひとつ空席を見つけて、座る。発車。おぉ、さすがキハ181、力強い。車掌が検札が来た。隣の人も同じ切符を持っていた。しかも鳥取まで(小郡から鳥取まで約6時間)。ありゃりゃ。新聞読みつつ、やっぱりうとうと。出雲市まででも4時間かかるからね。起きたら、車窓は山陰だった。ボーッとしてたら大田市に着いた。昼ご飯を車販から買う。もちろん、かにめし(益田駅)。食べ終わった頃に出雲市到着。ここで多くの人が降りた。

出雲に来たからには出雲大社に行く。一畑電鉄で行こうとしたら発車直後で、次の電車は1時間後なので、素直に直行バスで行く。20分で行けると案内されていたが、渋滞にはまって、30分以上かかった。出雲大社は縁結びの神社、何をお祈りしたかは秘密(笑)。小銭がなくて、100円投げちゃったよ。大須観音みたいに両替機とか置いてないかな。巫女さんに御神酒を注いでもらう。で、おみくじ。おみくじは年一回しか引かないことにしてるんだ。で、結果は・・・・・・あまりいいこと書いてなかった。出雲大社のおみくじって「大吉」「中吉」とか書いてないんだね。

で、大社町に来たからには、大社駅に行かねばなるまい。大社駅とは、すでに廃止されてしまった大社線の終着駅で、出雲大社の最寄り駅なので荘厳に作ってあって、廃止された今でも駅舎は保存されているのだ。行く途中に迷って、「栗まんじゅう」という名前にひかれて10個も買ったりしてたけど。で、駅舎を実際に見て、圧倒された。いやー、すごいや。それから一畑電鉄の出雲大社前駅へ。こちらは大社駅の向こうを張って、かわいらしい洋風の駅舎、ステンドグラスもアクセント。その中に人が沢山。切符買うのも一苦労。そして松江(松江温泉駅)へ。宍道湖畔を走るので眺めはいい。バスで松江駅に移動して、米子へ「おき4号」で移動。もう一度キハ181に乗れた。今度は空いている。また一眠り。

米子では少しだけ時間があったので、駅前を散歩。ゲーセンがあったので、以下略。倉吉まで「とっとりライナー」に乗る。大山が綺麗だ。伯耆富士の愛称も伊達じゃない。眺めているうちに日が暮れる。しかしやっぱりキハ58はいいね、風情があるね、旅情を掻き立てるね。旅情に浸っている間に倉吉着。夕食を食べようと思って駅前に出たら、何もない。まぁ元日だし、倉吉だし(笑)、予想の範囲内だけど。一応倉吉の名誉のために補足しておくと、倉吉駅は町の外れにあって、かつては中心部を通り姫新線の中国勝山までを結ぶ予定だった倉吉線というものもあったのだ。とにかく駅前はひっそりと静まり返っていたので、Heart-inで新聞と年賀状を買って、Kioskでかにめしを買う。また、かにめし。食える時に食っとかな。で、スーパーはくとに乗り込む。車内には先頭の車窓を写すテレビがあった、が、夜なのであまり意味がない。振り子列車だけど、夜なので揺れているのかわからない。

すっかりくつろいで、そろそろ座っているのも苦痛に感じ始めた頃に大阪駅着。それから、向かいに停まっている急行「ちくま」に乗り換え。7分接続、すばらしい。って、普通こんな乗り換えしないだろ。これで名古屋まで直通だ(もちろん米原から先は別料金。余談だけど、ちくまには大阪からJR東海の車掌が乗務してた。スーパーはくとも、智頭急行の女性車掌とJR西日本の車掌が倉吉から乗務してた)。ちくまもこんな使われ方をするとは思ってなかっただろう。けど、もう座り疲れた。暇だ。とりあえず広島でもらったコーヒーでも飲むか、ってこれブラックじゃん。ブラック飲めないんだよなぁ・・・・・・でも開けてしまったからには飲むしかなかろう、寝たら長野だからな、というように、睡魔および暇との格闘となった。米原を過ぎたら減灯した。窓の外をボーッと眺める。そしてようやく名古屋に到着。

名古屋駅からの地下鉄は、終電。しかも星ヶ丘行きの、本当の終電。これがなかなか面白い。まず名古屋駅で到着のアナウンスがない。車内放送では普段は聞かれないアナウンス「前の出口は閉めておりますので、後ろの出口をご利用ください」が聞ける。そして、名城線と接続をとるため、栄で5分ほど停まっている。さらに、降りた駅では駅員の出迎えを受ける。いやー実に面白い。そんなこんなで、0時45分ごろ下宿に帰ってきました。


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