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2009年09月21日(月) [長年日記]
■ よさく走破
今回四国に来た目的の一つは、国道439号(通称よさく)の走破です。
この国道、徳島市から高知県中村市(現・四万十市)まで300kmあまりの四国縦断国道なのですが、その大半が「すれ違いも難しい酷い道」、いわゆる「酷道」なのです。
それをわざわざ走破しに四国に来ている自分。好き者ですねー。
どんな道か詳しく知りたい方は、国道439号でぐぐるか、本やDVDを見てください。
観光もしているので道の詳しいレポートはそちらに任せて、個人的な感想をつれづれと。
■ よさく・その1
よさくはR11徳島本町交差点よりスタート。しばらくは438号との重複で、標識も番号の若い438号で案内されています。
朝8時半に出発。しばらくは街なかを走る普通の田舎国道。佐那河内村の中心部を過ぎると、立派なバイパスになります。このバイパスは2年前にできたばかりで、旧道は酷い道だとか(青看では格下げされていない模様)。
神山町の道の駅(温泉の里神山)までは、すんなり来れました。こんなところにも他県ナンバーの車がたくさん停まってるけど、何しに来たんだろう。目的地が同じだとすると、この先どんな道か知っててきてるのか訊いてみたい。
R193との分岐からは酷道区間。バイクとのすれ違いもできないような箇所もあり、よさくの本領発揮といったところ。さっきの他県ナンバーもR193に行ってしまい(あっちも狭いはずだが)、交通量も少ない。それでも時々すれ違いはしなけりゃならないので気を使う。
川井峠のトンネルを越えると、すぐ集落(木屋平村川井)がある。こんな斜面の上の方まで家や農地を作るとは、感服。
見ノ越までの登りの途中、治山工事用の索道(仮設?)が。こうやってるのね。
で、見ノ越。車があふれてる(汗)。車を置いてリフトで剣山に上ろうと思っていたが、立体駐車場(!)は満杯だし道路は狭いのに路駐だらけ。さっさと通過。
■ 奥祖谷二重かずら橋
よさく沿いに、かずら橋が2つ架かっているところがあり、寄ってきました。(500円)
かずら橋はツタでできた吊り橋なのですが、ちゃんとワイヤーが張ってあるので落ちません(笑)。3年に一回架け替えているそうです。初めはゆっくり手すりを持って渡っていましたが、慣れてきたら手放しで渡れるようになりました。
この他に、野猿(自分が乗ったまま動かすロープウェー?)もあって、楽しんできました。
■ (祖谷渓の)かずら橋
普通、かずら橋と言えば(西祖谷の)こっちを指します。
こっちはもう観光名所となってしまっていて、平家落人の卑怯に似つかわしくないでっかい駐車場が作ってあったり、その駐車場待ちで渋滞していたり。
その近くにあるホテルかずら橋の温泉に入ってきました。ケーブルカーで山の上にある温泉に行くというところです。うーん、景色はいいがお湯はいまいち、かつ1,000円は高いし車停めるのに苦労。。。
もうひとつ、祖谷渓(小便小僧が立っている方)にあるホテル祖谷温泉にも、谷底にある露天風呂へケーブルカーで降りていくのですが・・・。すれ違いの難しい山岳狭路に山道の走り方を知らない連中がたくさん来るもんだから、悲惨な状態。ランクル同士がすれちがいに手こずって数珠つなぎになってたり、対向車が来るので広いところで待っていたら後続車が自分を抜いていくし、あげくの果ては、「向こうですれちがいできなくて喧嘩していて、警察を呼んでます。しばらく通れないので引き返してください」と警備員のおっちゃん。結局そちらの露天風呂には行けず。ばかばかしい、つきあってらんねー。
■ よさく・その2
そんなばかばかしいところはかずら橋までで、よさくは平穏です。
京柱峠は徳島側の舗装の荒れが酷く、走りにくかったです。峠の茶屋のしし肉うどん(天然のイノシシの肉を使っているらしい)美味しゅうございました。
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