すべてがネタになる
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2002年11月03日(日) [長年日記]
静岡へ「大道芸ワールドカップ」を見に行きました。
交通手段は例によって原チャリです。往復5000円と700円の差は大きいですから。前日に実家まで走っておき、朝9時頃出発。なるべく早く静岡に着きたいので、国一ベタで淡々と走ります。
昼過ぎには藤枝を通過する行程になったので、焼津に寄り道して、さかなセンターでお昼ごはんにしました。ここは観光客向けの施設ですが、駐車場に停まっていた車のナンバーが中京圏に片寄っていたのはどうしてでしょう。
大食堂はツアー客で混雑していたので、とりあえず市場を一回りしました。さすが焼津、あらゆる海産物が販売されていました。中でも目を引いたのが、トロ。多分実物を見るのは初めてです。そして、その場で新鮮(だと思う)なネタを食べさせてくれる立ち食い寿司。昼食決定です。せっかく焼津に来たんだからトロ食べたいなぁ、と思うのですが、やっぱりそれなりの値段がついている(2カンで1000円とか。でも、回らない寿司屋ではいくらするのか戦々恐々なので、値段がわかってるだけ安心ではある)ので、赤身&トロつぼ(?)をいただきました。
いつも渋滞している新日本坂トンネルを抜け、静岡市内に入ったのは2時を少し過ぎた頃でした。国一は混んでいると見越して南側を回り込み(実際、静岡駅前は渋滞していた)、静鉄音羽町駅に駐輪場所を見つけました。2駅乗って新静岡へ、ようやくワールドカップ分補給開始です。
ここからは、見物したパフォーマーの紹介(ガイドブックの受け売り)と感想を、見物した順に書き記すことにします。
●サンキュー手塚
事前にみ〜なさん(玄人)に「おじゃるさんはこれを見るべきです」と一押しされました。「ストリート宴会芸」と評されているそうです。今年はいまいちらしい(玄人談)けど、十分楽しめました。ただ、最初のほうき・ちりとりラブストーリーは爆発力不足。今となって考えてみれば、ワールドカップでは日本語で笑いを取る数少ないパフォーマー、と言えると思います。
●クローム
魚に扮したオーストラリアのおっさん3人組。「ハプニングもの」とガイドブックにあるので気になっており、サンキュー手塚とともに事前に見ようと思っていたパフォーマーです。さすがハプニングものだけあって、開始時間になっても現れません。これもネタだと思っていたら、スタッフが慌てていて、本当に遅刻した様子。来てからマイクつけてたし。ネタは、人のお茶を勝手に飲んだり、人の顔にペイントしたり、人のカメラを勝手に使ったり。俺も巻き込まれたかったなぁ。
●ジャジコ!
スイスから来た2人組。途中から見物してました。生卵を空中に飛ばし、ジャグリングし、フライパンでキャッチするという高等芸、何度も失敗してました。
●ラウラ・キベル
イタリアの女性。やるのは足芸。うまいんだけど、イタリアらしいんだけど、盛り上がりには欠けたなあ。
●雪竹太郎
この大道芸ワールドカップの、第1回ワールドチャンピオン。芸は「人間美術館」で、ガイドブックでは面白さがちっともわからなかったのですが、見て納得。面白い。間の取り方とか、観客の巻き込み方とか、素晴らしいです。寒いのにお疲れ様です。
●カナールペキノワ
奇妙な日本人2人組。ネタも表現に困るが、面白い。例えるならドタバタ喜劇かな。
●ジェームス
ブラジルの日系人で、自転車を自在に操ります。幼児が使う三輪車より小さい自転車を乗りこなしたり、5人の観客を横にして、飛び越えたり。芸もさることながら、見ているすぐ後ろでスタッフが巻きを入れてたのが印象的。
●ダンディGO!
かつてTBSで放送されていた「しあわせ家族計画」で12の宿題を出した「宿題名人」。玄人によると毎年同じ芸らしいです。でも初めて見るのなら問題なし。このバカバカしさと無駄なダンディズムは一見の価値あり。ファンも多いようです。
ということで、最後まで楽しませていただきました。
その後、新静岡駅近くのラーメン屋「たろうず」で豚骨らーめんを賞味。あーおいしい。そして、下やんに教わった草薙駅近くのスーパー銭湯で一風呂浴び、み〜なさんに教わったマンガ喫茶で一夜を明かします。問題を朝4時半まで作っていましたが・・・・・・。
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