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2006年08月02日(水) [長年日記]
■ 亀田成果
亀田三兄弟ネタはTBSが煽りすぎてるので気に入らない*1のですが。
1Rのダウンと11R,12Rの弱りっぷりがインパクト大なので、亀田負けたな、と思ったわけですが、判定勝ち。へー、そうなの。というだけでその日はおしまい。
でも、翌日のスポーツ新聞から察するに、一般人がプロの判断を認めない(そういう見方もあるのか、とは思わないのか)上に、放送局というお門違いのところに苦情が殺到する(苦情言うなら審判かWBAだろ)ので、私見を書いてみます。
試合が八百長だと言ってる奴は、まず採点表と採点ルールを見ましょう。
日本ボクシングコミッションルールの第3部、第79条から抜粋、解釈すると。
・各ラウンドごとに採点する。
・よほど差の付かない場合を除き、点差をつける。(ラウンドマスト方式)
・通常は、10−9の採点をする。ダウンが1回あれば(もしくはそれに近い圧倒的優勢なら)10−8、2回なら10−7。(3回ならTKO)
つまり。ダウンした1Rは8−10で、11R,12Rは9−10であっても*2、残り9つのラウンドのうち7ラウンドで亀田が優勢(10−9)と採点されれば、4点差を挽回できる。その9つのラウンドで優勢だったのかは判断の分かれるところだが、審判は亀田優勢という判定をした。それを八百長だというならともかく、俺は、そういう判定だとしてもおかしくないと思ったので*3、「へー、そうなの」という感想になりました。
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