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2023|03|
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2000年06月25日(日) [長年日記]
今日は衆議院選挙の投票日。自民党の惨敗を期待しつつ、また与党の過半数割れを期待しつつ、2月の市長選に続く2回目の投票をする。で、結果。自民単独では過半数に届かず、与党3党で絶対安定多数を超える。民主党は大きく議席を増やす。誰が勝ったのか?少なくとも公明・保守は敗れたであろう。共産も仕方あるまい。では自民は勝ったのか?民主は?うーむ。自分の都合のいいように考えるのはプラス思考の原点なのだが。
今回の選挙で、いや選挙の度に気になるのが、各局の報道体制。いかに早く正確にわかりやすく伝えるか。まず出口調査による議席予測の傾向として、TBSは自民寄りの、テレビ朝日は野党寄りの予測をする傾向があるが(例えば自民44議席と惨敗した2年前の参議院選で、TBSは49議席、テレビ朝日は40議席と予測した)、今回もそうであった。自民の獲得議席予測は、TBSが250(過半数)、テレビ朝日が229くらいだったと思う。今回気になったのはNHK。唯一幅のある予測をしたことだけでなく、テレビ朝日以上に自民に厳しい予測を立てた(自民219〜232だったかな)。そして、いつの頃からか画面の下1/8に、またはL字に画面を区切って現在の獲得議席を表示するようになったが、今回についてはその並び順に2通りあった。一つは解散前の勢力順に、自民・民主・公明・保守・共産・自由・社民と並べる局(NHK、テレビ朝日、フジ)。もう一つは与党と野党に分けた局(TBS、NTV、テレビ東京)。どちらがわかりやすいかは賛否が分かれるところだが(与党と野党のグラフを作る局も多い)、俺としては後者のほうが良かったか。ただ、この小画面がちらつくととても見にくい(NHK名古屋とテレビ東京)。フジのそれは字が小さくて太いので見づらい。今回はTBSが見やすかった。次にテレビ朝日。それからNHK東京、NTV。テレビ東京は無理するなと言った感じか。議員の格付けをするところがテレビ東京らしい。開票速報は相変わらずテレビ朝日が速い。疑いたくなるくらい速い。8時半の時点でどうして60議席も当確を出しているのだろう。NHKが意外と速かった。
そして今回はインターネット。いつでも欲しい情報だけが詳しく手に入るという、テレビではできないことができるのはすばらしい。名古屋でやっていたのはCBCだけ。市町村別得票数まで掲載されていたし、情報もテレビより多少遅れるものの新しい情報が得られた。MBSもほぼ同じ。NHKはチェックしていなかったが、ほかの民放は(TBSも含め)東京キー局のみの提供で、それも不十分(データが古いとか)なことが多かった。東京キー局で全国を一括してやろうとすると隅々まで行き届かないことが多いし、何より混雑するから、こういうことはネット各局に任せるべきだと思う。そこまでネットは普及していないかな。JNNバンザイ。てなわけで3時半の全議席確定までずっとテレビ見ていました。
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