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2003年03月27日(木) [長年日記]
未来なんて存在しません。あるのは現在と過去と、時間(の流れ)。
人生を関数F(a,b,c...)で表現します。a,b,c....は人生における様々な要素を表現するとし、その数はN個あるとします。f(a),f(b),f(c)....は時間tの関数で、一応全区間で連続ということにしておきます。
この関数を用いると、現在は時間t=t0におけるFの座標とすることができます。過去は0≦t≦t0でのFの軌跡とするのが適当でしょう。未来はt0<tでのFの軌跡(?)と考えればよいのでしょうが、f(a),f(b),f(c)....はt0<tにおいてすべて既知(=自分の意志で決定できる)ではなく、未知の要素(=運)も含まれます。よって、この区間ではFを定義することができません。よって、未来は存在しないのです。
ただし、未知の要素を想像して適当な値を補ってやることで、未来の区間つまりt0<tにおけるFの近似値を求めることはできます。これが一般的に言われている「未来」であります。また、微小時間dtにおける運の要素は小さいので無視できるとした場合、t=t0+dtにおけるFの位置、いわばFの進む「方向」を決定することはできます。
自分の進路を決定するのは、既知とすることができる要素においてその値を決定すること、とすることができます。それはなかなか勇気のいることだ、と思っています。
なんだか自分でもよくわかんなくなってきちゃいました。
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