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2000年03月02日(木) さよなら食堂車&九州全域めぐり 2日目 [長年日記]

クモハ42

宇部新川から、始発列車のクモハ42に乗る。前に乗ったときから2か月もたってない。今回もやはり鉄がいる。長門本山で1本見送って、次の列車に乗る。雀田で小野田行きに乗り換える。松村君がクモハ42にカメラを忘れる。小野田から山陽本線で下関へ。

初めてのブルトレ

下関では朝食として、駅弁「ふくめし」を購入。季節限定商品で、その名の通り、ふぐが入っている。前回(1月)は朝早すぎたし下関を素通りしたため買えなかったので、念願の購入。そして、下関から熊本まで、みんなと別れて寝台特急「はやぶさ」に乗る。ブルトレ初体験(でもヒルネ)。

下関と門司で機関車の付け替えを観察・撮影し、車内の観察。まずは「はやぶさ」。1号車は若者のグループ客がいてにぎやかだったが、2号車以降は静かなもので、客はいくつかの寝台の下段に一人、てな具合。1両当たり乗客は数人といった感じで、中には乗客ゼロの車両もあった。客が減っているとは聞いていたが、いやはや。続いて「さくら」編成へ。両数が少ないせいか「はやぶさ」ほど閑散とはしていなかったが、それでも淋しい。

一通り車内観察を終えた後、ロビーカーで先程買った「ふくめし」を賞味する。んまーい。ロビーカーは窓も大きく開放的で、多少くたびれてはいるが雰囲気も良く、くつろげる。これは寝台列車ならではの空間ではなかろうか。禁煙だったらもっとよい。

そして、誰もいなかった4号車で、本当の昼寝。でも、カーテンを閉めて暗くしたら暑くて、かといってカーテンを開けると眩しくて、結局寝られませんでした。

豊肥本線

ようやく熊本着。かつてはこの先西鹿児島まで走っていたのだから、いかに「はやぶさ」が長すぎたかがわかる。昼食を仕入れて、豊肥本線に乗り換え。815系初乗車。JR九州らしい、なかなかいい感じの車両だ。肥後大津で宮地行きのキハ200に乗り換え。キハ200には一度だけ乗ったことがあるが、わずか3分間だけだったので、実質今回が初乗車。阿蘇の山肌をぐんぐん登っていく。阿蘇で下車して、チャレンジ九州2000kmの記念すべき初撮影。このために三脚を買ったんだから。安物だけど。

阿蘇からは特急「あそ」で大分へ。意外と長く感じた。大分は、以前来たときは素通りしてしまったので、町並みを見るついでに郵便局へ行こう(どっちがついでだ、という説もありますが)と決めていた。が、郵便局、けっこう遠い。時間ぎりぎりになりそう。そして、郵便局に着替えの入ったバッグを忘れる。さよなら久大本線、さよなら「ゆふいんの森」。しょうがないので「ソニック」で博多へ戻る。

博多の夜

博多でみんなと合流、ラーメンを食べるために中洲へ繰り出す。が、基礎知識不足と俺の勘違いのせいで、客引きに声をかけられまくった揚げ句、キャナルシティの一蘭で夕食。中洲本店の一蘭をみんなが「怪しい」って言うんだもん。替え玉システムは俺は当たり前のように思っていたのだが。

キャナルから博多駅まで100円バスに乗ってみる。それでも「ドリームつばめ」まで2時間以上あるので、駅前のブックオフで立ち読み。「HOW TO クイズ」という古い本を見付ける。それでもなお時間があるので、斉木と松村君が泊まるホテルのロビーでしゃべる。「ドリームつばめ」は、通勤客がいるものの、自由席でもそれなりに空いていた。


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