すべてがネタになる
2023|03|
|
|
※意見には個人差があります。(c)さだまさし
※つっこみ機能は終了しました。
2001年08月20日(月) [長年日記]
台風のおかげで一日外に出られません。軟禁状態です。
台風情報を見ていて、気になる点がいくつか。今回の台風は高潮に注意ということで、高潮発生のメカニズムなんかを各社解説しています。それはいいのですが、その中で「一年で最も水位が高くなる大潮の時期で・・・・・・」というくだりがありました。確かに今は新月になったばかりで潮の満ち引きが大きい時期なのですが、「大潮」と呼ばれるのは太陽と地球と月が一直線上に並ぶ時期、つまり新月の頃と満月の頃で、月に2回あるのです。「一年で最も水位が高くなる」というのは大げさではないか、と思うのです。もっとも地球と月の距離の関係もあるので、本当に一年で最も干満の差が激しいのかも知れませんが。
あとは交通情報。台風による交通機関の乱れは広範囲に及ぶので、鉄道とか船舶とか飛行機とか、運休・欠航情報の羅列になります。これがわかりにくい。どうして図を作らないのでしょう?松阪が松坂になってる誤字とか、急行「能登」が寝台特急扱いなのはまだいいとして、「急行「かすが」が名古屋から奈良の間で運転を取りやめ」というように、区間は全区間なのに部分運休のような扱いになるのが気持ち悪い。担当者の知識不足なんでしょう、逆か、一目で分かる方がおかしいのか。これも「全区間」とか「全線」という一言が入っていればいいんだけれど。思うに、東海道新幹線のような重要なものはともかく、名松線とか紀勢線とかのローカル線は、その地域の方が分かれば十分なわけで、「**と**を結ぶ〜」とか余計な説明を省いても構わない気がするのだけれど、どうでしょう?
それに、「夜行列車は計30本が運休」とか、「JALは〜をはじめ24便、ANAは・・・・・・」と運休・欠航になった本数で言われても、何の意味もないと思うのです。被害の大きさを伝えてるつもりなんでしょうが。「いくつ」より「何が」を伝えてもらわないと。
訪問者数 今日 昨日
携帯からでもこの日記を読むことができます。URLも同じです。
管理人が不適当と判断したツッコミは、断りなく削除することがあります。常識的な書き込みを望みます。